2006年度 システム情報科学特別演習(イントロダクトリセミナー)関連技術調査レポート

Java3Dにおけるシーングラフの構造


現実の世界の構造について考えてみると、いたるところにここに階層構造があることに気づきます。

ある部屋を考えてみます。部屋の中央にはテーブルと椅子が置いてあり、北側の壁には窓、南側の壁にはドアがあるとしましょう。

このような階層構造は、おおざっぱに次のように書くことができます。

さらにこれを細かく書くと、次のようになります。 つまり、部屋の中には窓、机、椅子、ドアがあって、窓には窓枠とガラス1、ガラス2、仕切り板があり、さらに窓枠の中には枠材1〜4があるというような、階層構造が存在するのです。

VRMLで仮想3次元空間を設計する時も、同じような階層構造を考えなくてはなりません。VRMLでは、このような空間の階層構造のことをシーングラフと呼びます。

グループ化ノードと子ノード

グループ化の方法


調査担当: システム制御学研究室 崔 冬梅 (提出年月日:2006年5月23日)