2007年度 システム情報科学特別演習(イントロダクトリセミナー)関連技術調査レポート

9.アバターとは


アバター(avatar)とは、2D/3Dのビジュアルチャットやワールドワイドウェブ上の、比較的大規模な インターネットコミュニティで用いられる、「自分の分身となるキャラクター」、または、そのサービスの名称である。見たことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか? 語源はサンスクリット語のアヴァターラ(avataara)であり、インド神話や仏教説話の文脈で「(神や仏の)化身」の意味です。 アバター/アヴァターはその(もしくはヒンディー語形アヴタールを英語表記したavatarの)西洋風の読み方で、概念が似ていることからネットワーク用語として転用されたものです。

図1 アバター http://t-on.jp/about_avatar.htmlより拝借

漫画のような姿のキャラクターが用いられる場合が多い。しかし、人間だけでなく動物やロボットなどを選択できたり、髪型や服装、装飾品などを選んでオリジナルのキャラクターを作成できるようになっている場合もある。

パソコンの処理速度の向上に伴い、アニメーションや3次元グラフィックスを応用したシステムも登場している。

伝統的にネット上のコミュニケーションは文字だけで行なわれていたが、 アバターを使うことによって実世界のコミュニケーションと同じように表情や動作による豊かな表現が可能となった。

ただし、文字でのやり取りに慣れたネットのヘビーユーザは文字による表現に不足や違和感を感じないため、 アバターを好んで使うのはライトユーザ層や初心者、子どもが多いと言われている。

アバターは、チャットの際に表示されたり、その企業が提供しているサービスに、幅広く用いられることが多いようです。 例えば、