SceneVision-3D 画像貼り付け

印刷する際にはこちらのフレーム上でマウス右クリック⇒「印刷(I)」を選択してください.

本資料に関する問合せ: システム環境情報学研究室 助手 伊達宏昭
Tel: 011-706-6437(内線6437), E-mail: hdate@ssi.ist.hokudai.ac.jp



1. 準備

1-@ SceneVision-3Dを起動します.
1-A メニュー「File」の「Open Scene...」を選択し,ファイルダイアログで読み込むシーンファイル(*.dss)を選択して,シーンデータを読み込みます.
1-B 画面左上のタブの「Color Align」をクリックします.





2. 対象データ選択

2-@ 「Color Align」タブ内の「1:New」をクリックします.


2-A 「Choose already aligned file」ダイアログで,画像を貼り付けたいレンジデータ(rtpiファイル)を選択し,「OK」をクリックします.


2-B 「Choose un-aligned file」ダイアログで,貼り付けたい画像データ(jpegファイル)を選択し,「OK」をクリックします.


以上で対象データ選択は完了です.画面に選択したデータのフレームが表示されていない場合は,画面左のツリーから該当項目をクリックして表示します.レンジデータは「Range Data」,画像データは「Photo Data」のサブツリー内にあります.



3. 対応点選択

3-@ 画像データ(*.jpg)のフレーム上でCTRLキー+マウス左クリックにより,対応点(特徴点)を選択します.選択した点にはマーク(○+点番号+a)が表示されます.
その他,対応点選択の補助となるキー/マウス操作は下記の通りです.

画像データの表示変更
 拡大縮小: マウス右ボタンドラッグ
 平行移動: マウス左ボタンドラッグ
対応点選択のキャンセル/削除
 選択のキャンセルはDeleteキーで行うことができます.
 任意の対応点の削除は,対応点をマウス左クリックで選択+Deleteキーで行います.

3-A 同様に,レンジデータ(*.rtpi)のフレーム上で,CTRLキー+マウス左クリックにより,3-@で選択した点に対応するレンジデータ上の点を選択します.選択した点にはマーク(○+点番号+b)が表示されます.レンジデータの拡大縮小等,対応点選択のキャンセル操作は画像データの時と同じです.
3-B 3-@,3-Aの手順を繰り返し,対応点を複数選択します.
対応点は5点以上選択してください.
下図は対応点選択の一例です.


3-C 「Color Align」タブ内の「2:Calc」をクリックします.


「2:Calc」をクリックすると画像フィッティング誤差がFit resultsダイアログに表示されます.


画像フィッティング誤差値の評価の目安は下記の通りです.
 ・ 0.0〜3.0 pixels : 優秀
 ・ 3.0〜8.0 pixels : まずまず
 ・ 8.0 pixels 以上 : 要対応点再選択
必要に応じて誤差が希望の数値以下になるまで3-@〜3-Cを繰り返します.



4. 画像貼り付け実行

4-@ 「Color Align」タブ内の「3:Apply」をクリックします.


4-A 「Color Align」タブ内の「4:Color」をクリックします.


以上で画像貼り付け手続き終了です.下図の様に,レンジデータに画像が貼り付けられた絵が表示されます.


他の画像を貼り付ける際には再度から作業を行います.