全学教育 2030年エレクトロニクスの旅

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  • 2019/4/11
    • Doticon_red_NEW.gif2019年度の講義ページを公開しました.

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授業の内容

授業の形式と計画

以下は講義予定の月日とテーマ,その担当教員です.

2019年4月11日現在

旅の前に (2019/4/10) 

<講義ガイダンス>

講義ガイダンスを行います.講義でどういう未来につながる技術の旅に出るのか,どういう形式で講義を行うのか,講義の評価をどうするのか.履修を選択する上での参考にしてください.
富田 章久(情報エレクトロニクスコース)
旅その1 (2019/4/17) 

<人工知能の近未来>

現代科学・エレクトロニクスにおいて急成長する 人工知能技術.その歴史と予測される未来,人工 知能が浸透する社会とは?
浅井 哲也(情報エレクトロニクスコース)
旅その2 (2019/4/24) 

<アシスティブ・テクノロジー>

人の暮らしや作業の負担を和らげる技術が生み 出す人にやさしい未来の暮らし
田中 孝之(システム情報科学コース)
旅その3 (2019/5/8) 

<量子が情報を守る>

量子物理と情報科学の出会いで生まれた量子 情報技術が安全な暗号や超高速計算を実現する
富田 章久(情報エレクトロニクスコース)
旅その4 (2019/5/15) 

<データから人工知能への旅来>

機械学習とデータマイニング技術でデータから隠れた規則性やパターンを発見する
有村 博紀(情報理工学コース)
旅その5 (2019/5/22) 

<超高速ネットワーク>

臨場感溢れる3D映像情報が飛び交う情報通信 で出現する新しいコミュニケーション 
宮永 喜一(メディアネットワークコース)
旅その6 (2019/5/29) 

<でたらめを利用する>

「ランダムさ」を巧みに利用する知識処理と 「ランダムさ」の危険から身を守る方法
廣瀬 善大(情報理工学コース)
旅その7 (2019/6/5) 

<サイバーフィールド>

現実と瓜二つの構造を持った情報世界が生  み出す新たな生活環境の出現 
小野里 雅彦(システム情報科学コース)
旅その8 (2019/6/12) 

<見えないものを見る>

電子をセンサーとして、見えない物を見る技術.
LinkIcon講義資料
平田 拓(生体情報工学コース)
旅その9 (2019/6/17) 月曜6限 

<自然とモノが集まる科学>

自己集合.
平井 健二(生体情報工学コース)
旅その10 (2019/6/19) 

<賢くなるプログラム>

人に全てを頼らず,経験から自らで 学習して改良されていくソフトウェア
小山 聡(情報理工学コース)
旅その11 (2019/6/26) 

<ユビキタス社会>

情報端末の存在を意識せずに欲しい情報をいつ でも,どこでもアクセスできる社会
宮永 喜一(メディアネットワークコース)
旅その12 (2019/7/3) 

<進化していくロボット>

仮想環境の中で自ら学び進化していく人工生命 体が作り出すリアルで不思議な世界
山本 雅人(情報理工学コース)
旅その13 (2019/7/10) 

<電気自動車の主役>

未来の動力・エネルギーを賢く生み無駄なく 使うパワーエレクトロニクス
小笠原 悟司(システム情報科学コース)
旅その14 (2019/7/17) 

<細胞に働く力を科学する>

生物学と物理学が融合する未来/div>
岡嶋 孝治(生体情報工学コース)
旅その15 (2019/7/24) 

<ナノで健康や暮らしを守る>

ナノセンサーや原子分子を操作して創るナノデ バイスが見守り,助ける未来の姿
末岡 和久(情報エレクトロニクスコース)

講義のねらい

講義のねらい

本講義での「エレクトロニクス」には,情報科学,コンピュータ(ハードウェア,ソフトウェア),知識情報処理,ネットワーク,マルチメディア,ナノデバイス,システム,ロボティクス,エネルギー,生体情報,ゲノム情報などの幅広い分野が含まれています.

これらの分野はすでに皆さんの暮らしや産業の様々なところで役立てられていますが,未来 ―たとえば2030年― には,さらに大きく暮らしや社会を変革する可能性を持っています.

本講義では,こうした「エレクトロニクス」の持つ広がりと技術の動向を理解し,さらには「エレクトロニクス」が拓いていく未来の功罪両面の可能性に関心を持ち,自ら考えていく契機となることを目指しています.

本講義を通じて,皆さんが「エレクトロニクス」に関する諸分野の概要を理解するとともに,各分野で繰り広げられている未来に向けた研究開発の思想的背景を理解することを目標とします.

授業の形式

授業の形式

本講義は以下のような形式で行います.

  1. 「エレクトロニクス」の先端的話題に関して,合計15回のテーマ(旅)で講義をします.
  2. 講義では動画やデモンストレーションなどを用いて,具体的でわかりやすく解説をします.
  3. 大学院学生のTAに講義の補助をしてもらい,親しみやすい講義とします.

本講義では履修に際しての条件を設けていません.未来と技術に興味を持つ
多くの学生諸君に履修してもらえることを期待しいています.

予習と復習

予習と復習

予習に関しては,開講予定表に従って,予め講義の各テーマの関係する分野についての自らの理解内容を整理しておくことが望まれます(約1時間).

復習としては,講義資料,ノート等の内容の整理し,自らの理解度を確認するとともに,講義で紹介された内容に関して調査・学習することが望まれます(1時間程度).また興味を持った分野に関する報道や紹介記事,論文などで継続して学習を期待します.

学習において不明な点は,関係の深いテーマを担当した教員に直接問い合わせて学修を進めてください.

成績の評価

成績の評価

出席状況,毎回の講義の小テストならびに学期末の総合レポートによって評価します.出席回数が全講義回数の2/3未満の場合,単位認定はしません.

成績評価は相対評価で行い,秀・優・良・可(不可を含む)の比率は,10%,30%,50%,10%程度を目安とします.

質問・問い合わせ

質問・問い合わせ

各講義の内容に関する質問は,担当教員に直接,問い合わせてください.

講義全体での履修や成績等に関する質問は,講義代表者の富田まで連絡を
してください.連絡先はLinkIconこちらを参照してください.部屋を訪問する際には事前にメール等で連絡してからお願いします.