システム情報科学専攻

システム環境情報学特論 修士課程:平成19年度

担当: 小野里雅彦・田中文基

2008.9.30 最終更新

 2008.2.6 課題発表会成績発表

総合優勝
チーム名:松尾スズキ
松尾潤一,鈴木 実


第一位を獲得した松尾スズキ:鈴木実君(左)と松尾潤一君(右)
順位\項目 総合成績    提案内容    発表技術    配布資料    質疑応答  
第1位25.2 松尾スズキ    4.2 松尾スズキ   4.7 松尾スズキ   3.9 ニコニコ 4.3 松尾スズキ   
第2位22.3 チームM2   4.0 チームM2 3.9 DSE2  3.8 松尾スズキ   3.7 HBD 
第3位22.0 DSE2  3.7 DSE2  3.5 ニコニコ 3.6 チームM2  3.6 ニコニコ  
【講評】 今回の発表会では,提案のHair Style Simulatorを実装イメージで発表した松尾スズキが4項目中3項目で最高点を付け,総合成績でも他を引き離して優勝となりました.

 課題発表会

日時: 平成20年2月6日(水) 9:00より
場所: 情報科学研究科棟1階 A12教室
資料提出締切:2月5日(火)12:00 小野里教授室
テーマ:仮想世界による新ビジネス提案募集
 コンピュータの中に構築されるひとつの世界−仮想世界−が近年,さまざまな分野で関心を集めている. 設計や生産の分野にとどまらず,大規模システムの運用,エンターテイメント,教育,商業,報道,都市計画,防災など,その適用範囲に大きく広がっている. 今回の課題は,仮想世界を用いた新しいビジネスについて提案を募集する.
課題の注意事項
ここでの仮想世界には,世界の構成するオブジェクトに関するモデリングと,それらの振る舞いに対するシミュレーションが含まれていること.
「ビジネス」として成立するために,社会的なニーズが見込まれる提案内容であること.
提案には,提案概要,実現のイメージ,システムの構成,使用される主要な技術,適用分野,実用化にむけた実施計画,必要とされる資金と回収計画,を必ず含むこと.
実施形態
1〜3名でチームを構成せよ.ただし,3名の場合には必ず他の研究室のメンバーを加えること.
チームの名称・構成員の氏名,所属研究室,e-mailアドレスを12月25日(火)正午までに小野里まで連絡すること (onosato@ssi.ist.hokudai.ac.jp)
各チームごとに,「提案書」「配布資料」「プレゼン用ファイル」を作成して,2月5日(火)正午までに小野里まで提出のこと.
2月6日(水) 9:00〜12:00にA12において発表会を開催して,各チームの提案内容の発表(発表5分,質疑5分)を行い,相互評価を行う.
提出物
  1. 【提案書本体】A4サイズ 表紙込みで10ページ以内 表紙にはプロジェクト提案名,提案チーム名,構成員氏名・所属研究室・主な分担事項を記すこと.カラー使用可能.紙に出力してホチキス止めしたもの1部と,後述のCD-RにPDFを格納のこと.
  2. 【配布用資料】A4サイズ 横置き 1ページ.発表会参加者に配布する.形式は自由.カラー使用可能.紙に出力したもの1部と,後述のCD-RにPDFを格納のこと.
  3. 【プレゼン用ファイル】PowerPoint等の発表資料.枚数の制限はないが,発表時間を5分として用意すること.紙に出力したものと,後述のCD-RにPowerPointファイル等を格納のこと.
  4. 【データファイルCD-R】構成されたチームにCD-Rを1枚配布するので,それに上に記載のデータファイル等を格納して提出のこと.

 講義日程

  1. 【10/ 3】 講義全体のオリエンテーションとシステム工学の基本,各種の歴史的なこと(小野里)
         (講義資料 概論PDF 歴史PDF
  2. 【10/10】 アクティビティモデリングとIDEF0 (田中(文))
  3. 【10/17】 アクティビティモデルの具体例(田中(文))
  4. 【10/23】 オブジェクト指向モデリングとEXPRESS (田中(文))
  5. 【10/30】 オブジェクト指向モデリングとUML (田中(文))
  6. 【11/21】 BOM(Bill of Material)構造とその応用(田中(文))
  7. 【11/28】 モデルについて考える.モデルとは何?(小野里)
         (講義資料 モデル論PDF
  8. 【12/ 5】 シミュレーションについて考える(小野里)
         (講義資料 シミュレーションPDF 生産システム概論PDF
  9. 【12/12】 課題説明/世界をとらえる枠組み(小野里)
         (講義資料 世界の記述PDF プレゼン課題PDF
  10. 【12/19】 時間と空間のモデリングについて(小野里)
         (講義資料 空間と時間PDF
  11. 【 1/ 9】 システムの仮想化・ディジタル化と知識利用(小野里))
         (講義資料 仮想化PDF
  12. 【 1/16】 災害と情報 人を救うための情報とは(小野里))
         (講義資料 プレゼン課題・改定版PDF 
  13. 【2月 】 課題発表会

M. Onosato, Hokkaido University onosato@ssi.ist.hokudai.ac.jp