講義担当者
三澤 弘明 Hiroaki MISAWA
大学院情報科学研究科生命人間情報科学専攻 (バイオフォトニクス研究室) 教授.工学部情報エレクトロニクス学科生体情報コース担当.
光は様々な先端計測や加工に用いられており、光科学技術は現代社会を支える基盤技術となっています。しかし、光と物質の相互作用は弱く、強い相互作用を生み出す「場」の研究が今後重要になるでしょう。我々は光と非常に強く相互作用する金属ナノ構造を半導体基板上に形成させた新しい高効率太陽電池や水を分解して水素を作れる人工光合成系の研究を進めています。
出生地:東京都
HP: http://misawa.es.hokudai.ac.jp/
E-mail: misawa(at)es.hokudai.ac.jp (at)は@で置き換えてください
居室: 北キャンパス創成科学研究棟4階04-303号室 電話 011-706-9358

講義のポイント
これまで十分に活用されていない赤外線を有効利用して太陽電池でクリーン・エネルギーを
光を物質と強く相互作用させて「光を有効利用」することができるシステムは、どのような概念に基づいて創り出したらよいのでしょうか? たとえば、太陽電池として現在よく使われているシリコンは、厚さが0.1 mm程度ないと光を完全に吸収することができません。それより薄い場合には、入射した光の一部は透過してしまいます。より少ない物質量、たとえば分子1層、で光を完全に吸収し、電気エネルギーや、化学エネルギーである水素などを創るエネルギー変換システムを実現するためには、光を時間的にも空間的にもナノメーターの小さな空間に閉じ込める必要があります。そのような概念について説明するとともに、現在の太陽電池技術では効果的に利用されていない、太陽光の中に多く含まれ、目に見えない光である赤外線を有効に利用する太陽電池や人工光合成系の研究について解説します。

デモンストレーション
太陽電池
実際に太陽電池をクリーンルームで作製しているところや、作製した太陽電池によって電子メロディーが鳴るところなどを、ビデオを用いて紹介します。

