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だれでも知っている
日本人で北大のことを知らない人はほとんどいません. 日本全国,皆さんの友人やご両親,親戚や近所のおじさん,おばさん までもが,「ほくだい」といえば北海道大学のことだと 分かってもらえると思います. 他にも「とうだい」や「きょうだい」もありますが,文脈によっては 別のものに間違われる危険があります.(試しにパソコンで 仮名漢字変換をしてみるとわかります.) また,「めいだい」や「しんだい」 は地方によって違う大学を指したりします.だれもが知っている大学という のは,説明の手間がなくて助かります.
 (右は北大・正門 門柱)
002
長い歴史に培われた伝統
北海道大学のルーツは1876年に設置された札幌農学校です. 東京に帝国大学が設置されたのは1877年ですのでその1年前です. 学位号(Bachelor)を日本で最初に出したのも札幌農学校です.2016年に設立140周年を 迎えます.この長い歴史の中でさまざまな伝統や気風,知の蓄積 を形作ってきました.こうした歴史というものは後からどんなにお金を積んだところで 手に入れることはできません.
(右は工学部創設時の建物(白堊館))
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日本の基幹大学のひとつ
戦前,日本国内には7つの帝国大学がありました(正確にはさらに海外に2つ). 北海道,東北,東京,名古屋,京都,大阪,九州です.戦後,新制大学になり こうした帝国大学という形はなくなりましたが,この7つの旧帝国大学は日本の基幹大学 として各分野において重要な役割を担ってきました. (ちなみに,理系では東京工業大学,文系では一橋大学を加えて8大学と称することも よくあります.) 現在, これら7大学では学生の総合的な体育会である7大学戦などを通じて さまざまな交流を持っています.
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大学に入りやすい
予備校などの大学ランキングなどにおいては,幸か不幸か, 上記の基幹大学の中で現時点でもっとも入りやすいグループにあるのが 北大です(一部の人気学部を除く). 頑張れば北大に手が届くかもしれませんし, 高校時代に詰め込みの受験勉強にキュウキュウとしなくても合格できるかもしれません. (保証はしません...) 現在のところ,入試の難易度からみて大変に"お得"な大学です.
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就職がいい
就職の実績は大変にいいです. 北海道ということで,東京や大阪の大学に比べて求人がないのでは,と 思われがちですが,ちゃんと求人はたくさんきます. 私が所属するのは工学部・情報エレクトロニクス学科と 大学院情報科学研究科ですが,留年を何年も繰り返したり,面接で傲慢な態度をとったり しなければ,大概の人が世間で言うところの"一流"の企業に就職していきます. 個人的にはもっとリスクの高いところにも進出して欲しいとは思うのですが...
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イメージがいい
北大の学生,あるいは北大の卒業生というのは,多くの場合,世間の人から 良いイメージを持ってもらえます.「北大」→「クラーク博士」→「大志を持つ人」, 「北大」→「広大な農地」→「おおらかな人」,「北大」→「北国」→「忍耐強い人」, 「北大」→「雪国」→「色白な人」,「北大」→「ヒグマ」→「たくましい人」など です.ただし,こうした先入観は,3日と保ちませんので,それ以降, そのイメージがどうなるかは自己責任です.
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大学が都会の真ん中にある
北大のある札幌市は人口約193万人,全国第5位の人口を持つ政令指定都市です. ちなみに東京以北では最大の都市です. 北大はその交通の中心,札幌駅から徒歩約5分(正門まで)のところにあります. 東京で言えば日比谷公園,大阪で言えばJR大阪駅北口ヨドバシカメラ裏の旧国鉄跡地 に大学があるようなもので,交通至便です. 決して原野にあるわけではありません.
 (右は北大の南門,JR高架越しに北海道庁旧庁舎(赤レンガ)を望む)
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すばらしいキャンパス
都会の真ん中にある北大ですが,広大な敷地の中にゆったりとキャンパス が形作られています.大学の敷地中にはサクシュコトニ川が南北に横切り, 芝生の美しい中央ローンや大木の立ち並ぶエルムの森, 鴨の遊ぶ大野池では学生や市民がのんびりと くつろいでいます. 有名なポプラ並木と北13条門の銀杏並木に加え, 手つかずの"原始林"までキャンパス内にあります. また,明治時代の面影を残す古河記念講堂やモデルバーンなどの 歴史的建造物が,その長い歴史を語りかけてきます. キャンパスのすばらしさでは国内の大学で随一でしょう. 大学としては唯一,「美しい日本の歴史的風土準100選」(古都保存財団)にも選ばれています.
 (右は北大第二農場にある重要文化財のモデルバーン−模範家畜房)

大学キャンパスマップ
古都保存財団
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充実した教育体制
北大には毎年,約2,600名の新入生がやってきます. その新入生を約2,000名のさまざまな専門知識を持った 教員(教授,准教授,講師,助教)と約1,800名の職員が迎えます. みなさんが関心を持っていることを勉強する場(学部,学科), 一緒に疑問や夢を考えてくれる先生が北大には必ずいると思います.
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快適な夏
北海道の夏は快適です.真夏には最高気温が30度越える日もありますが, 湿度が低いので屋内や日陰に入ればそれほど暑くありません.朝夕は半袖では 肌寒いくらいになりますので,ほとんどの家には冷房はありません. (オフィスや商用施設は空調が効いていますが) 本州が34度,35度という 猛暑で喘いでいる中,北海道では心地よい夏を楽しんでいます.
(右はキャンパスで見上げる初夏の青空)

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