システム情報科学専攻

システム環境情報学特論 修士課程:平成20年度

担当: 小野里雅彦・田中文基

2009.10.9 最終更新

 2009.1.21 課題発表会成績発表

総合優勝
チーム名チーム環境
古川比呂武,加藤航平




第一位の賞状と副賞のノートを持つチーム環境の加藤航平君(左)と古川比呂武君(右) 


順位\項目(重み) 総合成績    提案内容(4)    発表技術(3)    配布資料(2)    質疑応答(1)  
第1位38.1 チーム環境    3.76 チーム環境     4.07 S・M   4.31 チーム環境    4.38 S・M   
第2位38.0 S・M   3.69 S・M 3.90 ともすけU  4.22 太郎焼     4.20 Suzanna 
第3位37.5 ともすけU  3.66 ともすけU  3.87 Suzanna    3.86 ともすけU  3.76 チーム環境  

【講評】 今回の発表会では,提案内容と配布資料が評価されたチーム環境が,発表技術と質疑応答が評価されたS・Mを総合得点では僅差で押さえて総合で1位となりました.

 課題発表会

日時: 平成21年1月21日(水) 9:00より
場所: 情報科学研究科棟1階 A12教室
テーマ:ITによる第一次産業高度化プロジェクト提案募集
 農業,漁業,林業,酪農業など,第一次産業に対して,高度情報通信技術を用いることで,業務の高度化や効率化,さらには革新的なビジネスモデルに対する期待が(特に北海道で)高まっている. 今年の課題は,第一次産業を元気にする情報処理等の技術開発を対象としたプロジェクト提案とする.
課題の注意事項
ここでの提案には農林水産業(フィールド)に対する計測と,その情報に基づいた支援行動が含まれていること.(サイバーフィールド)
第一次産業の抱える状況と課題を分析し,その問題を解決または軽減する提案内容であること.
提案には,提案概要,実現のイメージ,システムの構成,使用される主要な技術,適用分野,実用化にむけた実施計画を必ず含むこと.
実施形態
1〜3名でチームを構成せよ.ただし,3名の場合には必ず他の研究室のメンバーを加えること.
各チームごとに,「提案書」「配布資料」「プレゼン用ファイル」を作成して,小野里まで提出のこと.
1月21日(水) 9:00〜12:00にA12において発表会を開催して,各チームの提案内容の発表(発表5分,質疑5分)を行い,相互評価を行う.
提出物
  1. 【提案書本体】A4サイズ 表紙込みで10ページ以内 表紙にはプロジェクト提案名,提案チーム名,構成員氏名・所属研究室・主な分担事項を記すこと.カラー使用可能.紙に出力してホチキス止めしたもの1部と,後述のCD-RにPDFを格納のこと.
  2. 【配布用資料】A4サイズ 横置き 1ページ.発表会参加者に配布する.形式は自由.カラー使用可能.紙に出力したもの1部と,後述のCD-RにPDFを格納のこと.
  3. 【プレゼン用ファイル】PowerPoint等の発表資料.枚数の制限はないが,発表時間を5分として用意すること.紙に出力したものと,後述のCD-RにPowerPointファイル等を格納のこと.
  4. 【データファイルCD-R】構成されたチームにCD-Rを1枚配布するので,それに上に記載のデータファイル等を格納して提出のこと.

 講義日程

  1. 【10/ 1】 講義全体のオリエンテーションとシステム工学の基本,各種の歴史的なこと(小野里)
         (講義資料 ガイダンス資料
  2. 【10/ 8】 アクティビティモデリングとIDEF0 (田中(文))
  3. 【10/15】アクティビティモデルの具体例(田中(文))
  4. 【10/22】 オブジェクト指向モデリングとEXPRESS (田中(文))
  5. 【10/29】 休講
  6. 【11/ 5】オブジェクト指向モデリングとUML (田中(文))
  7. 【11/12】 BOM(Bill of Material) 構造とその応用(田中(文))
  8. 【11/19】 課題演習(田中(文))
  9. 【11/26】 モデルについて考える.モデルとは何?(小野里)
         (講義資料 モデル論PDF
  10. 【12/ 3】 シミュレーションについて考える(小野里)
         (講義資料 シミュレーションPDF
  11. 【12/10】 課題説明/世界をとらえる枠組み(小野里)
         (講義資料 世界の記述PDF    プレゼン課題PDF
  12. 【12/17】 時間と空間のモデリングについて(小野里)
         (講義資料 空間と時間PDF
  13. 【12/24】 システムの仮想化・ディジタル化(小野里))
         (講義資料 仮想化PDF
  14. 【 1/ 7】 知識とスキルのディジタル化(小野里)))
         (講義資料 知識とスキルPDF
  15. 【 1/14】 災害と情報 人を救うための情報とは(小野里))
         (講義資料 災害情報とレスキューシステムPDF 
  16. 【 1/21】 第1〜2限 課題発表会

M. Onosato, Hokkaido University onosato@ssi.ist.hokudai.ac.jp